太陽光のスペクトルは、ご存知の通り6000Kの黒体輻射のそれとほとんど一致しています。
そのピークの波長域(400〜700nm)が可視光としてわれわれの目に見えます。
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さて、不思議なのは、海水の光の透過の特性が、可視光の範囲でもっとも大きい、つまり、海水は可視光の波長をもっともよく透過する、と言うことです。
下図は、吸収率のスペクトルですが、吸収率が小さいということは、透過率が大きいということです。
「あやしい水槽」より
太陽光と海水の透過とがなぜ、そろって同じ波長域でピークをもつのか、偶然にしてはあまりにできすぎています。