2017年2月10日金曜日

Processingのご紹介

Processingというプログラミング言語(+開発環境)があります。Ben Fryという先生が学生、特に芸術系、表現系の学生にむけて開発したプログラミング言語です。Javaのサブセットにわかりやすいユーザー・インタフェースをかぶせています。
これを使うと見る人との相互作用のできる芸術作品や、統計データの可視化などが簡単にできる。
私が最初に見て感心したのは、OASYSという作品で、天板がディスプレイになったテーブルに砂が敷き詰められており、砂を寄せると水槽に魚群が遊泳しているのが見えます。砂を動かすとその状況に応じて魚群の種類が増えたり、隠れたりします。
https://youtu.be/XNpFXMlqceM











Processingは最近Ver.2からVer.3にバージョンアップしました。
描画の高速化とかエディタの刷新などいろいろと改良されましたが、いままでのプログラムでそのままでは使えなくなったものがありますので、それが少し困ったことです。
図はVer.3の開発画面です。Arduinoに似ていると思う方もいるかもしれませんが、親戚です。もうひとつ、Wiringというマイコンボードの開発環境も親戚です。