2009年6月7日日曜日

Built with Processing



Processingというプログラム環境があります。 アメリカのMITメディアラボのBen Fry教授が表現の研究用に開発したもので、Javaで動いています。 いろいろな情報を図に可視化するためや、芸術系の先生が教育用に使っています。 私も農大の授業で使ってみました。そのときの教材の一例です。
画像を追加 一枚目は、東京の市区町村の区分地図(地図自体もProcessingで描画)と人口分布です。半透明の表示ができるので、市区町村名がデータの円と重なっても読み取れます。 二枚目は、カオスの方程式で描いた図です。 三枚目は、ボールが飛んではねる様子を、シミュレーションしました。 Processingのウェブサイトには、世界中の研究者や芸術家の制作した面白い作品がたくさん載っています。
http://www.processing.org/
わが国では、前川峻志氏と田中孝太郎氏による解説書(Built with Processing デザイン/アートのためのプログラミング入門、発行BNN)が出版されています。美しい例題と分かりやすい解説の本です。

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