耐災害ICT研究センターのプレート
向こう側に見える建物が耐災害ICT研究センター、手前の昭和の残像は学生会館
瓦礫は見てきた場所ではほとんど残っていませんでしたが、石巻港のはずれには瓦礫の山が残っておりました。道路や橋の一部が破損したままになっているところもあります。
重機が寄ってたかって作業しているのは堤防を作っているのだと思います。台形の盛り土をしてそこにコンクリートの板をかぶせて頑丈にして堤防にしているようです。寒い中、暗くなるまで作業をしていました。
その日は、松島町の復興支援の宿、旅籠まつしま香村に泊まりました。ここは、津波で廃業した旅館を地元のかたが買い取って復興支援のための宿泊施設として運営されているそうです。もちろん私のようなそれ以外の一般市民も泊まれます。
香村のご主人の話では、被災地の食材を使うことが復興支援になるので、朝食しか賄えないそうです。それでも朝食は野菜と焼き魚で美味しかったです。もう一泊すると納豆がでるそうですが、納豆はそもそも伊達藩が発祥で、水戸藩は伊達藩から教えを乞うたそうですが、宣伝が上手だったので、「水戸納豆」が有名になってしまったとのことです。
まつしま香村(宮城県宮城郡松島町高城字浜37−7)は仙台からは車で40分ぐらいですが、大浴場(といってもそれほどでかくはありません)は、展望風呂でたいへん気持ちいいお風呂でした。みなさんも松島の観光の折はお泊りになって復興支援のお手伝いをして下さい。
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