2008年9月21日日曜日

SheepShaverでマックライト(その1/3)



マックライト(正確にはマックライトII)で作った書類をインテルマックで開く試みを続けています。
古い研究資料やメモをマックライトで作成してきたので、インテルマックに変えてからそれらを直接開くことができず困っていました。
マックライトは古くからのマックユーザーにはおなじみのワープロソフトで、無駄な機能がなくシンプルで使いやすいものです。
アップルは、インテルマックからはクラシック環境をサポートしなくなったので、この名作マックライトも使えなくなってしまいました。

本家アメリカの人たちはどうしているかを調べたところ、MacLinkPlusという書類の型式変換のソフトがあることがわかりました。これは、MacWrite, Word, WordPerfect,  ClarisWorksなど様々なワープロの書類を互いに変換することができます。

私は、これを購入して試してみましたが、マックライトの書類を認識しません。調べてみると、英語版MacWriteIIと日本語版マックライトIIとは、いわば別物で、作成した書類の型式が異なっていました。

ここで、インテルマック上での変換はひとまずはあきらめて、古いG3マシンでマックライトの書類をクラリスワークスで読み込んでクラリスワークスの型式で保存し、それをさらにアップルワークスで読み出して保存するという操作を継続していました。この方法は、表がうまく変換できない欠点があります。

今回、SheepShaverというインテルマックで動くクラシック環境のエミュレータがあることを知り、インストールしました。
SheepShaverのインストールについては、下記のホームページを参照しました。



クラシックOSとしては、マックOS8.6を用いました。G3マシンにはもともとOS9.2.2が動いていましたが、このディスクが故障していたので、同じマシンの別のディスクにOS8.6を新規にインストールしました。SheepShaverで必要になるMacOS ROMは、そのOS8.6のシステムフォルダからコピーして、インテルマックに入れました。

画像はインテルマック上で起動中のOS8.6です。


0 件のコメント: